『ジェロニモス修道院【世界遺産】マヌエル様式の最高傑作』ポルトガル一人旅の撮影記録

2017年9月1日(金)~9月9日(土)の間に、夏休みを利用してポルトガルへ行きました。

記事は『ポルトガル一人旅の撮影記録』にまとめてありますのでご覧ください!

 

2017年9月2日(土)

ポルトガルの世界遺産
「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」


ポルトガルに到着した日に、午後からジェロニモス修道院⇒発見のモニュメント⇒ベレンの塔を観光しました。

ベレン駅からジェロニモス修道院へ向かう途中で見つけたアフォンソ・デ・アルブケルケ像。
ポルトガルの植民地征服者です。
香料の中継地点として栄えていたマラッカ王国(現在のマレーシア)を占領した人らしいです。
マラッカは訪れたことがありますが、そんな歴史があったとは知りませんでした…

 

ジェロニモス修道院 / Mosteiro dos Jerónimos

ジェロニモス修道院の歴史

ポルトガルの首都リスボンのベレン地区にある修道院です。
エンリケ王子とヴァスコ・ダ・ガマの功績を称え、マヌエル一世が1502年に着工した修道院です。

マヌエル一世の死などにより最終的な完成には300年ほど要したようです。
ポルトガルが誇るマヌエル様式の最高傑作と言われており、「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」として世界遺産として1983年に登録されています
世界遺産の名の通り、リスボンまで来たら外せない観光地の一つです。
大航海時代に繁栄したポルトガルを垣間見れる場所です。
また、2007年のリスボン条約の調印式が行われた舞台でもあります。
ヴァスコ・ダ・ガマのもたらした香辛料による莫大な富により建築資金は賄われたそうです。
参照URLはこちら

アクセス

カイス・ド・ソドレ駅よりカスカイス行きに乗りベレン駅へ向かいます。10分かからないくらいで到着します。
ベレンの塔まではベレン駅より徒歩30分くらいだったと思います。
ちなみに発見のモニュメントからテージョ河沿いに歩いて10~15分くらいです。

営業時間と休館日

10月~3月は午前10時~午後5時30分まで。(最終受付は午後5時まで。)
5月~9月は午前10時~午後6時30分まで。(最終受付は午後6時まで。)
毎週月曜日と1月1日、イースターの日曜日、5月1日、6月13日、12月25日は休館日なので気を付けましょう

入場料金

料金は10€(ベレンの塔との共通券は12€)。
リスボアカード(リスボンカード)の提示で無料で入れます!

南門

ジェロニモス修道院とトラム。
ジェロニモス修道院の見所の一つである南門がまさかの修復工事中…Σ( ̄ロ ̄lll)

ただの垂れ幕じゃなく、外観が印刷された垂れ幕なのが少し嬉しい配慮です。

ジェロニモス修道院は人気スポットなので入り口で並びます。
私は幸いにも20分ほど並んだだけで入れましたが、並ぶのが当たり前のようなので時間に余裕を持っていくか朝一に訪れるのが良いでしょう。

 

回廊

修道院の回廊です。
キリスト教の教会や修道院らしくないデザインだなぁ…
イスラム教のモスクの幾何学模様に近い装飾を感じると思っていたら、ポルトガルにはイスラム教vsキリスト教(カトリック)の歴史があるようです。

この四角いお庭を先ほどの回廊が取り囲んでいます。
ジェロニモス修道院ではお庭は立ち入り禁止でした。

大航海時代に繁栄したポルトガルらしく、マヌエル様式は波や鎖、ロープの結び目、海藻、サンゴなどをモチーフとしたデザインが特徴の一つです。

イスラム教とキリスト教の文化が融合し、更に大航海時代に繁栄した影響も受けたマヌエル様式。
ポルトガルに着いて初めて訪れた観光地だったこともあり、とても印象に残っている場所です。
素晴らしすぎて時間を忘れて魅入ってしまいました。(実際に2時間くらい居ました。)

アズレージョと呼ばれるタイルが美しい。
ポルトガルでは至る所でこのアズレージョをみかけることができます。

ここは修道士たちの食堂だったようです。

2階の回廊です。
基本的には1階とさほど変わりません。

 

聖歌隊席とキリスト像

(逆光が厳しく見えづらいですが)聖歌隊の席。
位置関係としては、この向かいが教会になります。

教会と聖歌隊の席の間に配置されたキリスト像。
カトリックの教会と言うことで、キリストは十字架に架けられています。

位置的には教会の2階にあたるので、ここから教会を見下ろすことができます。

 

サンタマリア教会

修道院を見終えて入り口まで戻ってきました。
そのままサンタマリア教会へ向かいます。

修道院の入り口右手側にサンタマリア教会の入り口(西門)があります。
門のレリーフがとても美しいです。
警備員さんがやたら笑顔で写っていますが、門を撮りたかったのに笑顔で映り込んできたw

門のレリーフ左側の彫刻です。
祈りを捧げているのがマヌエル一世で、背後にいるのは守護聖人のヒエロニムスとのことです。

門のレリーフ右側の彫刻です。
誰だか不明です(-_-;)

門のレリーフ上側の彫刻。

キリスト教の教会らしくステンドグラスも綺麗ですが、やはり特筆すべきはヤシの木を模した柱と天井のデザインでしょう。
他の教会とは異なる独特な印象を与えてくれます。

 

ヴァスコ・ダ・ガマとルイス・デ・カモンイスの棺

ここの教会、実はヴァスコ・ダ・ガマとルイス・デ・カモンイスの棺があることで有名なんです。

こちらはヴァスコ・ダ・ガマの棺。
棺にカラベル船のレリーフが彫られてますよね。
一応おさらいしておくと、ヴァスコ・ダ・ガマはアフリカ大陸の喜望峰(ケープタウン)を通り、インドへ到達した最初のヨーロッパ人です。
インドへの航路が開かれたことにより香辛料を手に入れることができ、ポルトガルは莫大な富を得るに至りました。

こちらはルイス・デ・カモンイスの棺。
ポルトガル史上最高の詩人と謳われる人です。
ウズ・ルジアダス(Os Lusiadas)という叙事詩が代表作になります。
私もこの後に訪れた「ロカ岬」の石碑にはこの叙事詩の一説である「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」が刻まれています。
写真のクオリティが悪く見えづらいですが、筆と竪琴のレリーフが彫られています。

 

外には馬車もあります。
ベレンの塔や発見のモニュメントは少し距離があるので利用してみてはいかがでしょうか?

私が同日に周ったベレン地区の観光スポットの記事はこちら

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