『コルドバのメスキータ大聖堂。イスラム教とキリスト教の融合美』スペイン一人旅の撮影記録⑩

2018年9月15日~24日までの10日間でスペインを周遊した際の記録になります。
記事は『スペイン一人旅の撮影記録』にまとめてありますのでご覧ください!


スペイン一人旅の撮影記録⑩

コルドバのメスキータ大聖堂(聖マリア大聖堂)

スペイン一人旅の3日目。
コルドバを訪れた際の記事になります。

コルドバのメスキータ大聖堂 / Mezquita-Catedral de Córdoba

メスキータ大聖堂とは?

芸術と信仰の千年以上にわたる結びつきを目の当たりにしてきた、世界で最も稀有な歴史的建造物のひとつです。
古代ギリシャ、古代ローマやビザンチン様式の混在するイスラム建築が最も美しい表現方法でキリスト教建築と融合しています。

西ゴート時代の聖ビセンテ教会に始まり、カリフ統治時代には壮麗なモスクが建設され、最後のキリスト教時代にはゴシック様式、ルネッサンス様式やバロック様式の装飾が施されたという、独特な歴史の豊かさを世界中に示しています。

1882年に国定史跡に指定。
1984年にはユネスコの世界遺産に登録され、2014年には「顕著な普遍的価値」を有すると認定されました。

(コルドバ大聖堂のパンフレットより引用)

 

6世紀から続く歴史の中で、キリスト教の教会、イスラム教のモスクの両方として使われてきた歴史を持ち、キリスト教とイスラム教が融合した最高傑作の建物がメスキータ大聖堂です!
増築を繰り返したことで様々な建築様式が用いられ、世界でも類を見ない建築物となっています。

私はイスラム教のモスクが建築物として好きなので、以前から興味があり訪れたかった場所の一つでした!

メスキータは日本人もよく訪れるのか、スペインでは数少ない日本語のパンフレットが置かれています!
大聖堂の入り口で手に入りますが、メスキータの公式HPよりダウンロードすることも可能です。

世界遺産「コルドバの歴史地区」の一部になります。

 

外観

コルドバのメスキータは私がスペインに行きたいと思うようになったきっかけの場所です。
数年前には一人旅で辿り着くのは手段も勇気もなく諦めていましたが、数年かけて経験積んで辿り着くことができました\(^o^)/

写真はメスキータの北側、免罪の門のあたりの外観になります。
この通りはお土産屋さんや飲食店が立ち並んでいます。

 

メスキータの東側の外観です。
メスキータらしい装飾の壁が繰り返し続いています。
ただ、作られた時代が異なるのか、保存状態に違いがあり、この写真は綺麗に保存された壁を撮影したものになります。

 

免罪の門

メスキータの入り口になります。
免罪の門の右側に隣接するように塔が建っています。

ちなみにチケット売り場は免罪の門を入って左手側、メスキータの入り口は右手奥になります。
チケット代は€10。
塔に登る場合は+€2でした。
(私は登らなかったので、この記事にレポートはありません。)

 

ミナレット(尖塔)と鐘楼

塔はイスラム教時代はミナレット(尖塔)として、キリスト教時代からは鐘楼として用いられているそうです。
一応、登ることはできますが、トレド大聖堂の鐘楼が微妙だったためかあまり興味が湧かず、登りませんでした。
今ブログを書いていると、登った際のレポートも書けたし€2くらいなら登っておいても良かったなぁと思います。

 

オレンジの中庭

オレンジの木や椰子の木が多数植えられていることから、「オレンジの中庭」と呼ばれているようです。
パンフレットによると、16世紀末頃にはこの風景が出来上がっていたそうです。

 

シュロの門(椰子の門)

免罪の門を入り、オレンジの中庭を挟んで目の前にある門がシュロの門と呼ばれる礼拝用の門です。
観光客用の出入り口はシュロの門の右手側にあります。

シュロの門と一般的には呼ばれているようですが、コルドバ大聖堂のパンフレットには「椰子の門」と記載されています。
オレンジの中庭に植えられている植物が「ヤシ」なのか、「シュロ」なのか…
私には見分けがつかないのでどちらが正しいのかはわかりません…(~_~;)

 

円柱の森

メスキータの内部に入ると目の前に広がる光景がこの円柱の森です。

メスキータはその長い歴史の中で3回にわたり拡張工事が行われています。
アブド・アッフラマーン1世の頃の建てられた当初のモスクは観光客用入り口を入ってすぐの場所になります。
明かりがほとんど届かず暗いので写真は撮りませんでした。
このブログに載せる写真は拡張工事以降で作られた場所になります。

 

目の前にこの光景が広がった時は本当に感動しました。
数年前は一人で訪れることはできないであろうと思っていたこの地に来ていることへの満足感や達成感をすごく強く感じました。
一人旅って、できないことにチャレンジしてできるようになっていく達成感が気持ち良すぎてやめられません!笑

 

漫画「ベルセルク」で、29巻~30巻にかけてガッツとセルピコが戦うんですが、その舞台のモデルとなったのがメスキータなんです!!!
ベルセルクでは「列柱の間」と呼ばれていました。
(セルピコは「柱の森」って言ってましたけどね!)
漫画だと柱と柱の間隔はもっと狭く描かれていて、ガッツはドラゴンころしを振り回して柱を次々になぎ倒していましたけどね(^^;

ベルセルクのファンとして、この場所を訪れることができたのは感慨深いものがあります!!

漫画に出てきた場所の聖地巡礼って初めてした気がします。
何でわざわざ行きたいのかあまりわからなかったけど、メスキータを訪れてその気持ちがわかりました(笑)

 

ステンドグラスから光が落ちて薄暗い教会内を幻想的に彩ります。
記念撮影している人が多く、人がいなくなる瞬間を捉えるのに苦労しました。

 

ミフラーブ

メッカの方角を示す美しいミフラーブがメスキータの奥にあります。

…写真がない時点でお気付きかもしれませんが、写真撮り忘れましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
円柱の森に感動し過ぎて、写真撮りまくって、ミフラーブの写真を撮り忘れるという大失態を犯しました…

メスキータがイスラム教の統治下にあったことを示す重要な場所なので、
写真映えする綺麗な場所でしたよ!

主祭壇

こちらが翼廊と主祭壇になります。
翼廊が明かり取りの役割を果たしているため、このあたりだけとても明るいです。

列柱が立ち並ぶ薄暗いメスキータ内にひと際明るく現れる主祭壇。
ここだけ別空間が広がっていて驚きますよ!
この場所だけ見ると他の大聖堂と遜色ないくらい完全にキリスト教の教会です!

 

パンフレットより「アントニオ・パロミーノによる祭壇背後の飾り壁」とのこと。

 

聖歌隊席

主祭壇の真向かいには聖歌隊席があります。
肝心の聖歌隊席は逆光になったため、真っ黒になってしまいました…
写真上半分は明るく彫刻の繊細さが際立つ反面、下半分は黒くオレンジ色の光が帯状に不気味に輝いています。
編集する際に明るく仕上げようかとも思ったのですが、この写真を見ていて気に行ってしまったので、撮ったままアップロードすることにしました!笑

 

こちらの写真はもう少し引いて撮影したものを明るく仕上げてみました。
明るく仕上げた方がパイプオルガンが綺麗に映えるので仕上げ方を変更しました。

 

その他

木製の椅子の背もたれに彫られたミナレット!

 

メスキータ内のどこで撮ったか忘れてしまった写真。

 

今現在はキリスト教の教会として用いられているので、イエス・キリスト像も置かれていました。

 

カラオーラの塔 / Torre de la Calahorra

メスキータの近くにはグアダルキビル川 / Guadalquivirという川が流れており、そこにかかるローマ橋 /Puente Romanoを渡ることで対岸に行くことができます。

メスキータ側からローマ橋を渡った先にあるのが、カラオーラの塔になります。

カラオーラの塔の内部が博物館として利用されており、イスラム時代の人々の歴史について知ることができます。
ただし、ここもオーディオガイドは日本語には対応しておらず、スペイン語や英語、フランス語などになります。

塔の上からはローマ橋とメスキータを見下ろすことができます!

実は、このローマ橋はグアダルキビル川にかかる現存する橋としては最古の橋となるようです。
余談になりますが、このグアダルキビル川は翌日に私が訪れたセビーリャまで繋がっているとても長い河川です。
イベリア半島で最長の河川はトレドの夜景を撮影した記事でタホ川であると記載しましたが、グアダルキビル川は
イベリア半島で5番目に長い河川とのことです。

 

メスキータの夜景

カラオーラの塔の近くから撮影した、ローマ橋とメスキータの夜景。
こちら側は夜景の人気スポットなのか、カメラマンはもちろん、多くの観光客が夜景を撮影していました。

 

一方で、先ほどとは反対側から撮影した写真。
個人的にはこちらの写真の方が好きなんですが、人は少なかったですね。

 

メスキータとロマン橋の間にある謎の門。
詳細不明です^^;

 

こちらはメスキータの外壁です。
ライトアップで壁にうっすら残っている色彩も潰れてしまって、私にはなんだか魅力半減でしたね…

 

黄金色の単色も綺麗ではあるんですが、トレド大聖堂の夜景と比べると見劣りしてしまいますね(^^;
個人的にはコルドバのライトアップは無理して見なくても良いかなぁと思いました。

 

 

この記事ではメスキータについて書きましたが、次の記事ではコルドバのグルメなど、その他の魅力についても書きたいと思います!
次の記事はこちら↓

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